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スズキMH21SワゴンRのエアコンが冷えないのでサーミスタを交換してみた。

 

盆も過ぎたというのに まだ猛暑が続きます。 
 
今回の依頼は、「エアコンは効くがイマイチ冷えが弱い」というので確認してみた。 
 
Dsc_0532  
 
↑1500RPMで約12℃でコンプレッサーが自動OFFになる。 
 
当日の外気温34℃ 確かに冷えているが、冷えは弱い。 
 
と、いうか12℃でコンプレッサークラッチが切れ、そして14℃でクラッチがONになる。 これじゃぁ少し暑く感じるよね。
 
ガスが少ないようではない。 
 
原因は、ほぼ、エバポレーターが凍り付くのを防止する『サーミスタ』が誤作動していると疑い、サーミスタのカプラーを外して直結し1500RPMで回した所、吹き出し温度は氷点下まで冷えた。 
 
間違いなくサーミスタの劣化(ボケ)が原因だった。 
 
Dsc_0527_2   
 
ところが、ワゴンRのMH系のサーミスタ交換は、なんと!ダッシュボード&メーターパネル&グローブボックス&ステアリングハンドルを全て取り外してラジエター液を抜き&クーラーガスを抜き&ヒーターコアとエバポレーターのケースを全部外さないと出来ないという想像を絶する不親切な作りであった。 
 
↑写真の指先が純正サーミスタ。 
それのカプラーを抜いて別の位置に新設してしまおう。 
 
たった1500円の部品を交換するためにデーラーだと10万円位しちゃうかも??? 
 
Dsc_0533   
 
ウチで転がっていた おそらくスズキ系のサーミスタ↑ 
新品で買っても1500円位だったと思うのでチャレンジする人は新品購入してくださいね。中古でボケてたらハナシにならんので。 
 
Dsc_0530  
 
運転席側から 小さい弱めのカッターナイフかハンダゴテで中にあるアルミコアに穴を開けてしまわないように そっと そっと切り込む。 
 
ブロアーファンから送られた風がエバを通過した所にサーミスタを新設する穴を開ける。 
が!しかし!写真上のこの位置は温風⇔冷風の切り替え弁のフラップが上下するのでサーミスタを突っ込むと作動弁に当たって失敗・・・。 
 
Dsc_0531   
 
いきなり作業後↑ 
 
なので 少し下のコノ位置にカッターナイフで切り込みを入れてピックでほじって穴を開けた。 
ちょうどエバポレーターにスレスレであった。 
 
そして助手席から延長して来た配線に接続した新しいサーミスタを差し込んでみた。↑ 
 
Dsc_0528  
 
元々のサーミスタは配線カプラーを接続していないので付いてるだけ~。 
 
で、運転席側に新設するサーミスタ用に配線を伸ばす。 
 
Dsc_0526  
 
写真は約4℃ (3.9度) 
 
運転席側に穴を開け 新設したサーミスタを奥へ差し込んだり、浅くしたみたり、先を曲げてみたりしながら丁度いい温度を探って完成!  
 
固定はアルミ製キッチンテープで。ガムテープNG!。安定したらコーキングシールもイイかも。
 
吹き出し温度約2℃でコンプレーサーOFF 約3℃でONになるようセッティング完了! 冷え冷え。 
 
エアコンは室内機(エバポレーター)が冷えればイイという物では無く、冷え過ぎると確かに冷たい風が出て快適だが、湿度が多い日や雨上がりにエバポレーターに結露した水が凍り付き冷気の通り道を塞いで風が出ない現象が起こる。 
 
なので、やたらと冷やし過ぎるのも禁物で凍り付く寸前でエアコンを自動でOFFにする機能が必要なのである。 
 
それが温度センサー(サーミスタ)の役目である。 
 
サーミスタは古くなると高い温度でOFFにしてしまい、イマイチ冷えが弱い事が多々あるので風が冷える前にコンプレッサーがOFFになる場合は疑ってみる事です。 
 
その前に、上記の症状がある場合は、とりあえずサーミスタの2本の端子を直結してエバを冷やし1ケタ台の冷風を出す能力があるか確認くださいね。 
 
      おしまい  
 

 

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